社会福祉法人は、これまで高齢・障害・児童などの要援護者に対して、様々な福祉サービスを提供することで、地域の安心、安全の下支えを担ってきました。
平成29年4月に社会福祉法が改正され、すべての社会福祉法人に「地域における公益的な取り組み」が義務化されました。
これにより、施設機能の開放や専門性の活用等、持てる資源を生かした様々な地域公益活動を社会福祉法人が率先して取り組み、地域社会に貢献することが求められています。
とりわけ、地域社会においては、少子高齢化の進行や地域・家庭のつながりの希薄化、社会的孤立や生活困窮が社会問題となり、既存の制度やサービスでは対応できない課題が増えています。
そこで、加東市内の社会福祉法人がネットワークを作り、地域の福祉課題を抱えている人たち、福祉に欠ける状況に「ほっとかへん!」という意気込みを込めて取り組んでいこうと設立しました。
「社会福祉法人連絡協議会」は、種別を超えたネットワークを作ることで、多種多様な地域ニーズに対応でき、単独の法人では実現が難しい取り組みが可能になります。
福祉課題のニーズ把握においても、公的機関(行政、地域包括支援センター等)や社協が既に把握している情報が共有できることで、地域の特性を踏まえた支援・サービスの創造など、柔軟な活動展開が可能になります。
地域の主役は、地域の皆さんです。私たちの取り組みを進める中で、ご協力をお願いすることが出てきます。その時はご協力お願いします。
社会福祉法人名・施設名 | 住所 | 電話番号 | 分野 | ||
1 | 健睦会 | フロイデ滝野 | 下滝野字高倉1283-37 | 48-1726 | 高齢者施設 |
2 | 日の出福祉会 | 伽の里 | 天神608 | 47-5500 | 〃 |
3 | すみれ福祉会 | 社すみれ園 | 藤田字東山944-27 | 43-0222 | 〃 |
4 | でんでん虫の会 | でんでん虫の家・他 | 吉井768-5 | 46-0873 | 障害者施設 |
5 | あゆみ会 | 三草こども園 | 上三草160 | 42-0677 | 児童施設 |
6 | 椿山福祉会 | 椿山保育園 | 山国1559 | 42-6001 | 〃 |
7 | 正覚坊福祉会 | 正覚坊こども園 | 上田842-2 | 42-2692 | 〃 |
8 | 〃 | 東古瀬こども園 | 東古瀬634-2 | 42-1078 | 〃 |
9 | 泉福祉会 | 泉こども園 | 西垂水105 | 42-0100 | 〃 |
10 | 天理滝野愛児園 | たきの愛児園 | 上滝野1170 | 48-2090 | 〃 |
11 | 加茂福祉会 | 加茂こども園 | 北野235-1 | 48-5000 | 〃 |
12 | 河高福祉会 | 河高こども園 | 河高2116 | 48-2398 | 〃 |
13 | 高岡育児園 | 高岡育児園 | 高岡912-2 | 48-2624 | 〃 |
14 | 東条福祉会 | 東条こども園 | 掎鹿谷263-1 | 47-1601 | 〃 |
15 | 東条保育福祉会 | 秋津こども園 | 秋津940-4 | 47-0745 | 〃 |
16 | 〃 | さくら保育園 | 岡本1572-7 | 46-0415 | 〃 |
17 | 成蹊会 | 桃李園 | 稲尾383-40 | 48-4727 | 救護施設 |
18 | 加東市社会福祉協議会 | 社26 | 42-2006 | 社会福祉協議会 |
令和5年度 活動内容
①防災研修
岡山県真備町の地域密着型特別養護老人ホーム クレールエステート悠楽 施設長 岸本祥一さんをお招きし、平成30年の西日本豪雨で被災後、見事に復興されたお話を伺いました。
大雨特別警報が発令された当日、近所の母体施設に利用者を全員避難させた後、職員は施設の屋上で20時間以上過ごした体験をお話しくださいました。
また、避難後の利用者さんへの対応や備えについて具体的なお話や、振り返って、良かった判断、悪かった判断などとても分かりやすくお話しいただき、印象に残りました。
1月1日に能登半島地震があったばかりということもあり、体験から聞く教訓は、自施設の備えや事業継続計画を見直す機会となりました。
②フードドライブへ寄附
地域貢献活動として保育施設からは保護者、高齢者・障害者施設からは職員より食料品等を集め、フードドライブへ寄附をしました。
令和4年度 活動内容
①合同防災訓練
令和令和3年度に作成した防災マニュアル(事業継続計画)を活用できるように、加東市に震度6弱の地震が発生したという想定で防災訓練を行いました。
各施設同時に合同で施設の利用者や園児も含めた訓練になりました。
また、災害時相互応援協定に基づく応援要請も行いました。
②フードドライブへ寄附
地域貢献活動として保育施設からは保護者、高齢者施設からは職員より食料品等を集め、フードドライブへ寄附をしました。
令和3年度 活動内容
①災害時相互応援協定の締結(令和3年10月1日)
②防災マニュアル(事業継続計画)作成研修会
協議会の発足年度のH30年から全施設の共通の課題として、災害時の福祉施設の対応を学んできました。
令和3年度も引き続き、災害問題に取り組み、共通のフォーマットでの防災マニュアル(事業継続計画)の作成や情報共有を行いました。
また、被災地域が復興するためには、福祉施設の早い復旧や事業の継続が必須であり、利用者の安全確保のため、円滑・迅速な復旧ができるよう「災害時相互応援協定」を締結しました。
令和2年度 活動内容
●7月 第 1回 研修会
災害時相互応援協定のための方向性及び協定素案の検討
●8月 第2回 研修会
災害時相互応援協定の協定素案の検討
●10月 第3回 研修会
災害時相互応援協定の取り組みについて 事情訓練の実施
●11月 第4回 研修会
災害時相互応援協定の取り組みについて 実働訓練の実施
●3月 第5回 研修会
災害時相互応援協定の取り組みについて 災害対策本部設置・運営訓練
●4月 総会
●6月 第1回 研修会
防災ガイドラインの在り方を考える
その時、どうする?発災!
『被災地で何が起きたのか?災害を知る』
●8月 第2回 研修会
その時どうする? 一次避難と備え
『逃げるべきか、留まるべきか初動対応と3日間の籠城』
『避難場所と備え、避難ルートと避難場所』
●9月 かとう福祉まつり 参加
●11月 第3回 研修会
その時、どうする? 二次避難と繋がり
『避難所から避難所へ、福祉避難所』
人が人を救う!事前の対応と日頃の備え
●2月 第3回 研修会
災害マニュアル作成
●4月 設立総会
●7月 研修会
「地域貢献のために、どう考える?どう動く?」
講師(福)みかり会 理事長 谷村誠 氏
●11月 研修会 防災について
兵庫県ほっとかへんネットキャラクター「ほっとか騎士(ナイト)」